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自閉スペクトラム症とADHD、学習障がいを明確に区別できない理由~明確に区別するとかえって危ない!?~

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自閉スペクトラム症とADHD、学習障がいを明確に区別できない理由~明確に区別するとかえって危ない!?~

【ADHDや自閉スペクトラム症、学習障がいを明確に区別できない理由】
こんにちは。
発達個性がある子に学習指導をしている水野です。
ADHDと自閉スペクトラム症は皆さんのなかでどんなイメージがありますか?
例えばADHDだと
✔落ち着きがない
✔授業中に他のことに気を取られる
✔集中力が続かない
自閉スペクトラム症だと
✔こだわりがある
✔相手の立場にたって考えることが難しい
学習障がいは
✔読みだけが極端に苦手
✔書くことが極端に苦手
✔計算が極端に苦手
こうした傾向があります。
ADHDや自閉スペクトラム症、学習障がいはそれぞれさらに
強いのから弱いのまであり、グレーゾーンと呼ばれる境界も存在します。
そもそもスペクトラムが「あいまいな境界を持ちながら連続していること」をさします。
そしてADHDと自閉スペクトラム症がミックスされている場合もあります。
落ち着きがなくこだわりが強い、
集中力はあるが単純処理が苦手
など、その傾向は本当に様々なんです。
そのためADHDと自閉スペクトラム症を明確に区別することは難しいし、かえって明確に区別するとその子らしさが見えづらくなるのでは?
と考えているため、あまりADHDや自閉スペクトラム症といった定義にとらわれないようにしています。
ここに「一口に発達障がいと言っても千差万別」と言える理由があります。
枠にはめて考えようとしてしまうとかえって個性が見えにくくなってしまう場合があるからです。
ただ、たしかに特性にパターンはあります。
それらのパターンをむしろ1つ1つ言葉にしていけばその子らしさが生まれてくるので、
あまりADHDや自閉スペクトラム症という言葉に限定されなくていいんじゃないかなと
思います😊
このような質問を受けて思いついたことがありまして・・・
それが何かと言うと
「発達入門講座」を開こうかな、と思っています。
正直にお話しすると
「特性についてはみんな知ってるよな🤔」
という前提でいろんなことを組み立てていました。
でも、実は一番届けなければならないことを届けていないんじゃないか??
という疑問がふとわいてきました。
(というか前から『情報量が多い!!』と指摘されていた(笑))
発達の仕組みをもっとたくさんの人に知ってもらえるといいなと思います。
興味ある方はぜひリアクションだけでもくださいね😊

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