定期試験は事前準備が9割~発達個性がある子には課題を明確にすることがポイント
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定期試験は事前準備が9割~発達個性がある子には課題を明確にすることがポイント
いよいよ中間テストが始まろうとしています。対策は大きく2つに分けて考えましょう。
①情報・環境・計画の準備段階でできる対策
➁実際の試験範囲に関する対策
発達個性がある場合にテスト対策では計画性をもって勉強することも大事ですが、何より発達個性がある子にとっては
・計画を立てにくい(見通しの持ちにくさ)
・集中力が続かない(情報が散乱してしまう)
・範囲を理解していない(聴覚情報の処理の苦手さ)
などが関係していることがあります。分からない前のことが分からない、という状態ですね。
スムーズにテスト対策を行えるようになるために次の点を確認するようにしましょう。
1.テスト範囲を正しく把握していますか?
用紙をもらっていてもテスト範囲を教科書と照らし合わせて把握することが難しいことがあります。目の前に用紙があっていても教科書をめくる段階でそのわずらわしさから確認する前にフラストレーションを感じてしまうことも。
付箋を使用して目印をつけるようにしましょう。
2.計画性に無理はありませんか?
どんな勉強であっても目的があるとモチベーションにつながります。ただ、この目的設定でハードルが高すぎると進めていくうちに「もう無理」となってしまいますので、適切なハードルを設定しましょう。
3.集中できる環境はありますか?
集中できる環境は大切です。もっとも自分に適した環境設定はその時々で変わることもありますし、前は「耳栓が必要だった」場合も「今回はいらない」となることもあります。
そのときに重要なのは「○○な環境で勉強したいなあ」(もちろん現実的に可能な範囲で)
というのを言葉で表しまずはその環境に身を置いてみることです。
そのためにはご家族の協力が必要な場合もありますが、互いに無理のない環境設定をしましょう。
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